社員インタビュー K.Mさん
社員からのメッセージ
入社のきっかけ、志望動機について教えてください。
もともとは半導体業界に関してさほど興味を持っていませんでしたが、在学中に興味を持った組み込み開発を行っている会社を中心に就活をしていたことが当社を知るきっかけになりました。
志望動機は、自分のやってきたことを活かせるかというよりも、自分のやりたいことができるかどうか、また、仕事と生活のバランスは取れるかという点で当社を志望するに至りました。
現在の仕事内容について教えてください。
主に半導体ウェーハ面取り機のソフトウェアの設計・改造・不具合対応をしています。
基本的にお客様の要望にしたがって仕様書を作成するところから始まります。
既存のソフトウェアに対して、どのようにアプローチをすれば要望の動作が可能か、どのように修正すればかかる工数を減らせるかなどを考慮して仕様書の作成をします。
おおむね仕様書を作成した時点で実際にコーディングをしていきます。
コーディング後は,シミュレータおよび実機環境においてテストを実施します。
ここで問題なく動作することを確認し、最後に取扱説明書等のドキュメントを作成して終わりになります。
加えて、お客様先もしくは社内で不具合の報告があれば、原因を究明して解決のために方法を提案します。
仕事のやりがいや面白いところ、また大変なところを教えてください。
期日内に余裕をもって、仕様書通りに装置が動作することを確認出来たときにやりがいを感じます。
これは、お客様の要望通りの動作以外にも確認する点が多くあり、時間を要するためです。
実際、仕事上では基本的に装置のソフトを改造することが多いのですが、新しい機能を組み込むことで発生する不具合や異常が発生したときの動作なども考慮して設計する必要があります。
また、与えられた工数でどれだけ効率的に作業を進めるかなども考慮する必要があるため、ただ単純に動くものを作ればいいというものではありません。
そこが大変であり、また、面白いところだと思っています。
仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
他人には期待をするよりも、信頼をするという考え方を大切にしています。
期待とは異なり、他人に信頼を持つことにより共同で仕事をしたときに、悪意がないことはわかっているので相手の仕事に対して特に不満を覚えることはありません。
自分の作業の効率の悪さで煩わしさを感じることはありますが、少なくともこの考え方のおかげでストレスなどに悩まされることはない状態で社会人生活を送れています。
今後の目標や挑戦したいことは何ですか。
今後の目標は、新規でプログラムを作成する必要がある製品に関わることです。
これまでは半導体ウェーハ製造装置のソフトウェア開発をメインに行っていましたが、以前、ウェーハ製造装置内で使用する装置のプログラムを一から作成したときに自分が知らないことに触れることが刺激になり、充実していました。
このようなことから今後新製品の開発があれば積極的に携わっていきたいと思います。
就活中のみなさんへのメッセージをお願いいたします。
将来なりたいものがある、もしくはやりたいことがあるなら、そのための行動をすぐにするべきだと思います。時期によっては自分の入りたい企業に応募すらできないこともあります。
これまで私はやってしまった後悔よりもやらなかった後悔の方が多いので、他人に言える様ではありませんが、なかなか行動できない人もまずは行動に起こしてみましょう。